最初の投稿、秩父の冒頭写真は光量不足の中での撮影でしたが、一転してこの白川では2月の雪の中で溢れる光の中での撮影です。普通、置賜をつけずに白川と言いますが、正式には置賜白川です。冒頭の写真の撮影諸元は、カメラ:ニコマートFTN、レンズ:Auto35mmF2、フィルム:ACROS100、撮影日:2007年2月25日です。溢れる光と高性能モノクロフィルムACROS100の組み合わせで、写真としては高品質になりノイズも少なめになる条件ですが、晴天の空の部分に絶妙な粒状感が出ています。快い粒状感が木の枝を生き生きと引き立てています。
この置賜白川ですが、最上川の支流の一つで、飯豊連峰を源流として主に山形県西置賜郡飯豊町を流れている清流です。
以下の写真は、冒頭の写真撮影地点から少し下流にある橋梁上から下流方向に同日(2月25日)撮影しました。雪解けの濁りはわずかです。

次に、上流の橋梁上から撮りました。

さらにもう一つ上流の橋梁上からの撮影です。

さらに上流に行くと白川ダムがあり、そのダム湖が白川湖と呼ばれています。以下の2枚の白川湖の写真は、冒頭写真の翌年(2008年)の11月に撮影しました。


さて、また2007年2月に戻りまして、県道4号線が白川湖を渡る地点に中津川橋があります。以下の写真です。

上掲の中津川橋を渡り、さらに上流に行くと中津川地区に行きつきます。この場所、私にとりましてまさに桃源郷で、環境コンサルタントの本業で何度もお世話になったところです。
この中津川地区で撮影したのが以下の2枚の写真です。冒頭写真と同日の2007年2月の撮影です。遠景の高い山が飯豊山で、登山家に愛される名山です。雪国の、春間近の雪解けを感じさせる流れです。冷気の中にも、時々暖かい風を感じます。


2nd【粒状感の愉しみ】置賜白川 は以上です。
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