最近では芦ヶ久保というと「あしがくぼの氷柱」で有名になりましたが、この投稿でご紹介します写真はそれより以前の、2008年から2015年の期間に撮影したものです。なお、冒頭の写真の撮影諸元は、カメラ:ニコンF3、レンズ:AiAF85mmF1.8、フィルム:ACROS100、撮影日:2008年12月21日です。

 ほんとに斜面とともにある郷ですね。
 それでも山梨の明野のように周りが3000m級の高山で囲まれているというわけではなく、身近な里山ですので空が広く感じます。
 秩父のシンボル武甲山も、秩父の街からは見上げる感じですが、ここからは横に見るという感じになります。

 また、近くに日向山という山があり、ハイキングコースになっています。写真撮影に行くと、時々ハイカーの方々に出会いました。

 そしてここでは果樹園が多くあります。日の光をいっぱいに浴びて育ったぶどうやイチゴなどが採れます。

 もちろん野菜もです。

 また、歩いていて時々はっとするような素敵な光景に出会います。下の写真のタイトルは「坂道とけやき」と命名しました。けやきの枝のシルエットはまさに冬の空を掃く箒ですね。

 さて、この投稿のタイトル「空に一番近い郷」を思いついた眺望地点からの写真を以下に掲載します。ほんと、この地点から見ると空に近くて桃源郷のようですね。

【ここから 2025年5月6日 の追記】
 ところで、空に一番近いと言いながら、空を大きく撮り込んだ写真が1枚も無いことに気づきました。そこで、遅ればせながら5月5日のこどもの日に撮影に行きました。10年ぶりの芦ヶ久保です。
 普通、空を大きく入れるには超広角レンズを使います。しかし、それだと地上部分が大きく変形してしまいます。そこで、準広角の35mmレンズを使用して、8枚の写真を撮影してそれらを合成しました。それが以下の写真です。遠景に武甲山を入れ、空は天頂に近いところまで入れてあります。武甲山もこの10年で随分と変わりました。

 13th 空に一番近い郷・芦ヶ久保 は以上です。

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