2024年の春から、東京都葛飾区にある水元公園で撮影をしています。私は、長年環境アセスメントに携わってきましたので自然とのかかわりは結構あるほうだと思っていますが樹木に関しては全くの素人です。それでも、この樹幹の模様を見た時にはハッとさせられました。見る人に快い感動を与えますし生命の躍動も感じます。その時は、アキニレと分かりませんでしたが、家に帰ってネット検索してみると、樹幹の特徴的なテクスチャーが紹介されていてアキニレとすぐにわかりました。
冒頭の写真は、その最初の出会いの時に撮影しました。撮影諸元は、カメラ:ニコンF6、レンズ:Distagon35mmF2ZF、フィルム:ACROS100を2段増感、撮影日:2024年2月24日です。
【2025年2月 の追記】
その後、今年(2025年)の2月にも撮影しました。以下の4枚のスクエア写真は、ハッセルブラードで撮影したものです。

樹幹の表面の凹凸が分かるように撮影したのが以下の写真です。

根本はこんな風になっています。

この樹幹のまだら模様は、樹皮がうろこ状にはがれて出来上がります。以下の写真は、今にも剥がれ落ちそうな樹皮を捉えました。

【更に 2025年4月 の追記】
ところで今年(2025年)の4月の水元公園内で、ところどころ樹皮がはがれているアキニレの老木を見つけました。よく見ると樹皮に亀裂があちこちに入っていて、若いアキニレとはだいぶ違います。そこで、その老木のおもしろそうな個所を選び、8枚の写真に収めました。それらを画像処理で合成してモノクロパターン画像を作成しました。以下がその画像です。これだけでも写真として楽しめそうですね。ちなみに、以下の画像はクリックするとさらに大きな画像が現れます。

9th【木々のメッセージ】アキニレのテクスチャー は以上です。
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